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平成22年度後期 5 中高齢者を対象としたエクササイズプログラミングのワークショップⅡ
-対象者の運動継続を図る計画的?機能的エクササイズの実際-
教育学部公開講座
講座の概要
中高齢者のグループ指導の効果をあげる上で「個人差への対応」が重要な課題です。と同時に、対象者の運動実施の継続を図るためにも個別のプログラ ムの提供が強く望まれます。昨年、本講座ではエビデンスに基づくエクササイズプログラミング?システムの基本を解説し、対象者自身の自発性と、それに基づ く選択的実施を促進する手法としてハイブリッド?アプローチを提案しました。 今年度は、その応用?各論編としてグループエクササイズの実際的な展開方法を紹介?解説します。具体的には「期分け」の理論に基づく初期~後期へのプログ ラムの配列方法や、筋反射、キネティックチェーンを考慮したエクササイズを、「レイヤーリング」、「セミ?パーソナルな指導技法」と組み合わせ、効果性と 安全性を高めて機能的に構成したプログラムなどを例示し、実習します。 本講座は、健康運動指導士?健康運動実践指導者、JAFA/ADI、NSCA(CSCS,CPT)の、資格継続教育単位認定講座に申請します。
講座の内容
日程 | 講義題目 | 講義内容 | 講師 |
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12月4日(土)9時から開講式を行います。 | |||
12月4日(土) 9時~10時30分 第1講(講義) |
グループエクササイズにおける段階的?選択的プログラムの計画的実施について | 運動プログラムを初期~後期に進めていく際の効果性と安全性を効率的に引き出さすためのプログラミング法とエクササイズ選択の配列の基礎概念と科学的根拠について実際の成功例をもとに解説します。 | 人文社会?教育科学系(教育学部) 教 授 篠田 邦彦(ACSM/HFS CSCS*D) |
12月4日(土) 10時45分~ 12時15分 第2講(講義) |
筋調整アプローチとエクササイズ選択のポイント | 中高齢者にありがちな筋の機能障害や可動域制限について有効な筋調整アプローチを行ってから、筋の反射に即した エクササイズ配列を行うことで運動効果は向上します。具体的な筋調整アプローチの原理とキネティックチェーンを意識したプログラミング展開の根拠について 学びます。 | 新潟医療福祉大学 准教授 佐藤 成登志(PhD、RPT) |
12月4日(土) 13時15分~14時45分 第3講(実習) |
グループエクササイズにおける段階的?選択的プログラムの実際1 | 中高齢者の身体機能改善を目的とした筋への調整アプローチ手法と筋力トレーニングならびにストレッチングを、一貫した筋の反射機構の利用により効果的に行う方法の実習です。 | 人文社会?教育科学系(教育学部) 教 授 篠田 邦彦(ACSM/HFS CSCS*D)人文社会?教育科学系(教育学部) 非常勤講師 篠田 浩子(MEd CSCS)新潟医療福祉大学 准教授 佐藤 成登志(PhD、RPT) |
12月4日(土) 15時~16時30分 第4講(実習) |
グループエクササイズにおける段階的?選択的プログラムの実際2 | 対象者自身の身体への「気づき」を促し、運動障害を予防するための手軽なアライメント?チェック法のいくつかをご紹介します。また、第3講の内容に基づき、段階的プログラムの一連の流れを、椅子を使ったエクササイズや選択法を用いたエクササイズで行います。 | 人文社会?教育科学系(教育学部) 教 授 篠田 邦彦(ACSM/HFS CSCS*D)人文社会?教育科学系(教育学部) 非常勤講師 篠田 浩子(MEd CSCS) |
12月4日(土)終了次第閉講式を行います。 |