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平成22年度前期 6 現代物理学への招待-ミクロとマクロの架け橋-
理学部?自然科学研究科公開講座
講座の概要
ノーベル賞の小林-益川理論やニュートリノの極微の世界,宇宙の謎から,超伝導やシリコン原子空孔の産業応用まで,ミクロの世界から壮大なマクロ宇宙へと,新潟大学物理学科で行われている現代物理学への挑戦をわかりやすく紹介します。
講座の内容
日程 | 講義題目 | 講義内容 | 講師 |
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5月26日(水)18時45分~19時まで開講式を行います。 | |||
5月26日(水) 19時~20時30分 |
小林-益川理論とニュートリノ | ノーベル賞の小林-益川理論や不思議な粒子ニュートリノの世界。目に見えない素粒子の世界を人類がどのように思い描いてきたのかわかりやすく紹介します。 | 理学部 教授 谷本 盛光 |
6月2日(水) 19時~20時30分 |
超伝導の不思議 | 電気が流れても抵抗がない不思議な現象超伝導。物質の中で何が起こっているのか,基礎と応用から最新の鉄化合物の超伝導まで分かりやすく説明します。 | 理学部 教授 大野 義章 |
6月9日(水) 19時~20時30分 |
クオークとは何か | クオークは物質を構成する最も主要な素粒子です。物質の成り立ちとクオーク,そこでの南部理論との関係などを解説します。 | 理学部 准教授 小池 裕司 |
6月16日(水) 19時~20時30分 |
宇宙ってなんだ? | 大空のかなた宇宙に浮かぶ星。手の届かない星たちをどうやって見て測って,そして成り立ちを知るのか,宇宙物理の基礎と最先端を紹介します。 | 自然科学研究科 教授 大原 謙一 |
6月23日(水) 19時~20時30分 |
高エネルギー物理学について | 物質の根源,素粒子を加速器実験により探る。見えないニュートリノをいかに検出するか。人類の英知とテクノロジーの粋を結集してなにが見えてきたのでしょうか。 | 理学部 教授 宮田 等 |
6月30日(水) 19時~20時30分 |
放射線と現代医療 | 放射線はただ見えなくて怖いものではありません。実は身の回りの隠れたところで大活躍しています。放射線の生成から最前線そして医療への応用までを紹介します。 | 理学部 准教授 大坪 隆 |
7月7日(水) 19時~20時30分 |
シリコン原子空孔の物理と半導体デバイス | シリコン半導体デバイスは現代産業の基盤です。シリコン結晶にごく微量に存在する原子の抜け孔が引き起こす不思議な物理現象が,次世代デバイスへの鍵を握るのです。 | 自然科学研究科 教授 後藤 輝孝 |
7月7日(水)20時30分~20時45分まで閉講式を行います。 |