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平成22年度前期 11 裁判員制度の課題

公開講座

法学部?実務法学研究科公開講座

講座の概要

2009年度から始まった裁判員制度により,これまで縁遠いと思われていた刑事裁判が市民にぐっと身近になりました。神ならぬ人が人を裁くことの意味や問題点を知ったうえで,市民としてどのように裁判員制度と関わるかについて,この講座で考えてみます。

日程 講義題目 講義内容 講師
9月7日(火)18時15分~18時30分まで開講式を行います。
9月7日(火)
18時30分~20時
紛争処理制度と裁判員制度 社会で起きる法的紛争を処理する仕組みはどの社会にもあります。人々が,紛争処理の方法とその結果に納得できるためにはどのような条件や仕組みが必要かについて論じます。 実務法学研究科
教授
南方 暁
9月14日(火)
18時30分~20時
憲法の観点から見た裁判員制度 裁判員制度は,国民が国家の営みに直接関わることができると同時に責任を課されることになり,裁判員になる者,裁判員による裁判を受ける者の基本的人権とのかかわりが重要な問題となりますので,憲法的視点から裁判員制度を論じます。 実務法学研究科
教授
成嶋 隆
9月21日(火)
18時30分~20時
裁判員制度反対論をめぐる議論 裁判員制度に対しては,その創設の段階から反対論がありました。裁判員制度が施行されるようになってから,運用をめぐって様々な課題も出てきました。裁判員制度に批判的な視点から制度を論じます。 実務法学研究科
教授
西野 喜一
9月28日(火)
18時30分~20時
裁判員制度賛成論をめぐる議論 裁判員制度が創設されるまでには刑事裁判をめぐっての歴史があります。日本における刑事裁判の歴史や刑事裁判の理論を前提にして,裁判員制度にどのような役割が期待され,どのような方向に展開するべきかについて賛成論の視点から制度を論じます。 実務法学研究科
教授
鯰越 溢弘
9月28日(火)20時~20時15分まで閉講式を行います。