このページの本文へ移動
  1. ホーム
  2. 平成21年度後期 1 これからの「税」の在り方を考える

平成21年度後期 1 これからの「税」の在り方を考える

公開講座

経済学部公開講座

講座の概要

本講座は,現状における「税」の諸問題をテーマとして講義を行うことで,受講者に「税」についての理解を深めてもらい,わが国のこれからの「税」の在り方について受講者自身の考えをもっていただこうとするものである。

講座の内容

日程 講義題目 講義内容 講師
10月3日(土)13:15~13:30まで開講式を行います。
10月3日(土)
13:30~15:00
将来の基幹税の負担の在り方について(1)  わが国の基幹税である所得税,法人税及び消費税の将来の負担はどうあるべきかについて,各税の特徴や財政?経済社会の状況(バブル崩壊,経済のグローバル化,少子高齢化等)を踏まえながら,説明する。 経済学部
准教授
藤巻 一男
10月10日(土)
13:30~15:00
将来の基幹税の負担の在り方について(2)  前回の続きを説明した上で,日本人の納税者意識や公共意識にも触れる。 経済学部
准教授
藤巻 一男
10月17日(土)
13:30~15:00
濫用的租税回避—タックス?シェルターへの対応  経済の国際化?複雑化が進展するなかで,わが国においてもタックス?シェルターを用いた租税回避行為が1990年頃から見受けられているが,濫用的租税回避に対して,制度的な対策を含め,どのように対応すべきかについて検討を行う。 経済学部
准教授
居波 邦泰
10月24日(土)
13:30~15:00
最近の移転価格税制に係る訴訟等への対応について  ここ数年の移転価格税制の課税事案には,否認金額が数百億から1千億円を超えるような巨額事案がみられており,最近ではわが国でもいくつかの移転価格訴訟に係る判決が出されている。これらの移転価格事案に係る検討を踏まえて,今後の対応について考察する。 経済学部
准教授
居波 邦泰
10月31日(土)
13:30~15:00
これからのわが国の税制の在り方について  わが国の租税法,とりわけ国際租税法の権威である本庄資先生を新潟にお招きして,これからのわが国の税制の在り方について,諸外国の税制や最近の課税問題を踏まえ,解説をいただく。 名古屋経済大学
法学部教授
本庄 資
11月7日(土)
13:30~15:00
地方分権改革と地方税  平成16年度から18年度予算にかけて「三位一体の改革」が実施され,また,現在,地方分権改革推進委員会においてさらなる地方分権改革の検討が進められている。ここでは,近年加速している地方分権改革の流れを踏まえ,分権時代の税財政制度のあり方について検討する。 経済学部
教授
大西 潤
11月7日(土)15:00~15:15まで閉講式を行います。