学生によるハイブリットロケットが完成しました
工学部附属工学力教育センターが開講する講義「ものづくりプロジェクト」で活動しているCansatプロジェクト ロケットチームが、ものづくりプロジェクト学生による新潟大学初のハイブリットロケットを完成させました。
ハイブリットロケットとは、液体燃料(亜酸化窒素)と固体燃料(ABS樹脂)を反応させて推力を得るロケットのことで、比較的安全に扱うことができる特徴があります。発射から安定飛行、頂上検知をしたのちパラシュートを開傘、地上で安全に回収するという一連の動作の完遂を目指します。
ロケットチームのリーダー、工学部機械システム工学プログラム4年の須藤梓さんは、1年生の夏に見た他大学のハイブリットロケットの打ち上げに憧れ、仲間を募り、当初4名から活動がスタートしました。
須藤さんは「何も分からないところからのスタートだったので、全てが手探りでとても大変だった。メンバー1人1人の負担も大きかったがロケットを打ち上げるという夢を目指して3年間頑張ることができた。先生や技術職員、他大学の方々など、多くの協力のもと少しずつ形になっていく過程がとても楽しかった。やっと形になったロケットなので、皆の夢を乗せて無事打ち上がってほしい。」と話していました。
ロケット名はTOKI(朱鷺)です。朱鷺のように大空に羽ばたいてほしいと思います。
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