「CANSATプロジェクト」の学生たちが国内最大級のアマチュア宇宙イベント出場に向け活動しています
工学部附属工学力教育センターでは、工学部の各プログラムの枠を越え学年も様々な学生がチームをつくり、ものづくりのプロジェクトに参加しています。
プロジェクトの一つ「CANSATプロジェクト(通称:Nics)」では、「缶サット」を製作。毎年夏に開催される国内最大級のアマチュア宇宙イベント「能代宇宙イベント」で行われる缶サット競技に出場し、良い成績を収めることを目標に活動しています。
缶サット競技とは、空き缶サイズの模擬人工衛星をドローンなどで上空50m程度まで打ち上げ、地上の目標地点までどれだけ近づけるかを競うものです。GPSなどを使用して自動制御で動作します。目標地点まで空中を滑空することで近づく「フライバック」や、パラシュートなどでいったん地上に降りタイヤなどで地上を走行することによって近づく「ランバック」といった種目があります。
6月末には、五十嵐キャンパス内で学内実験会を実施するなど、学生たちは、日々試行錯誤しながら実験を重ねています。